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【税理士解説】相続税は「土地評価」で決まる!税理士によって納税額が数百万円〜数千万円変わる理由と、損をしないポイント

「相続税の計算なんて、決まったルールがあるから誰がやっても同じでしょ?」

もしそう思われているなら、それは大きな誤解であり、数百万円、場合によっては数千万円単位で損をしている可能性があります。

現金や預金と違い、「土地」の評価には、税理士の判断や裁量が入る余地が非常に大きいからです。
実際、当事務所が手がけた事案でも、専門的な評価を行うことで当初の想定より納税額が大きく下がった事例は珍しくありません。

今回は、なぜ税理士によって土地の評価額が変わるのか。
土地評価実績1,500件超の視点から、納税額を適正化(減額)するためのポイントを解説します。

なぜ、税理士によって「土地の評価額」が変わるのか?

医者に「内科」と「外科」があるように、税理士にも専門がある

普段、風邪を引いた時には内科に行きますが、心臓の手術が必要な時に内科の先生にお願いするでしょうか?
きっと、心臓外科の専門医にお願いするはずです。

税理士も全く同じです。

日本の税理士の多くは、企業の法人税や個人の所得税の確定申告をメインにしており、
相続税を専門にしている税理士は、全体のごく一部に過ぎません。

普段ほとんど相続税を扱わず、土地の評価も行っていない税理士に依頼することは、
ある意味で 「内科の先生に外科手術を頼む」 ようなものであり、どうしても評価の精度に限界が出てしまいます。

「路線価×地積」だけでは正解が出ない

一般的に、土地の評価は「路線価(道路についた値段)× 面積」で計算すると言われます。
しかし、これはあくまで 「きれいな真四角の土地」を想定した基本式 に過ぎません。

実際の土地は、

  • 形がいびつ(不整形地)
  • 道路に接している部分が狭い(間口狭小)
  • 騒音や線路の近接、高低差 など

さまざまな事情を抱えています。

こうした 「マイナス要因」 を適切に見つけ出し、評価額から差し引く(補正する)ことができるかどうかが、税理士の腕の見せ所です。

地主様必見!評価額に「億単位」の差が出ることも

土地を多数所有されている地主様や資産家の方の場合、一つのミスや見落としが致命傷になります。
逆に言えば、あらゆる減額要因を網羅的に検討することで、税額に「億単位」の差が出ることも現場では決して珍しくありません。

実際にあった「億単位」の評価差の事例

ある地主様の相続案件では、当初の簡易評価と、当事務所の詳細評価で 1億円以上の評価差 が生じました。

このケースでは、単一の要因ではなく、

  • 旗竿地や不整形地としての補正
  • 敷地内の高低差(崖地など)の減額
  • 市街地にある山林の純山林評価の検討
  • 地積規模の大きな宅地(旧広大地)の考え方の検討
  • 評価単位(利用区分)の見直し

といった複数の論点が複雑に絡み合っていました。

一つひとつの減額要因を、現地調査と役所調査で丁寧に積み上げた結果、ここまでの大きな差となったのです。

「誰が評価するか」で、手元に残る資産の桁が変わってしまう。
これが土地評価の怖さであり、同時に、慎重に考えるべきポイントです。

最大の論点!「評価単位」の分け方とは?

土地評価で最もプロの差が出るのが、
「土地をどう区切って評価するか(評価単位の設定)」 の判断です。

例えば、広い一つの土地の中に「自宅」と「アパート」と「駐車場」などが混在している場合、

  • 一般的な評価:
    「全部ひとまとまりの土地」として、まとめてざっくり評価してしまう
  • 専門家の評価:
    利用実態に合わせて細かく区分し、それぞれの土地で使える「補正」や「特例」をフル活用する

この 「分け方の設計図」 を描けるかどうかが、全体の納税額を大きく左右します。

国税庁の通達に基づきつつ、

「納税者にとって最も有利で、かつ税務署に否認されない分け方」

を導き出すには、高度な専門知識と経験が不可欠です。

土地評価は「相続専門」の税理士へ

「知り合いの税理士だから」
「顧問税理士に任せているから」

という理由で、そのまま相続税申告を依頼されるケースは多いですが、土地評価に関しては慎重な判断が必要です。

一度過大に支払ってしまった税金を取り戻す手続き(更正の請求)も制度上は可能ですが、

  • 期限が限られている
  • 手間やコストがかかる
  • 必ずしも全額戻ってくるとは限らない

といった問題があります。

何より、最初から適正な評価で申告していれば、本来払う必要のなかったキャッシュアウトを防ぐことができます。

土地をお持ちの方は、最初の申告段階から、
土地評価の実績が豊富な「相続専門」の事務所を選ぶことを強くお勧めします。

まとめ:

土地の評価は、机上の計算だけでなく、
現地に行き、役所で調査し、多くの事例と照らし合わせて初めて「適正価格」に近づく世界です。

トラスト相続専門税理士事務所は、

土地評価実績 累計1,500件超

のノウハウを持ち、あらゆる形状・状況の土地評価に対応しています。

  • 「土地の評価で損をしたくない」
  • 「複雑な土地が多いので、実績のある税理士に頼みたい」
  • 「顧問税理士にお願いしているが、土地評価だけ専門家の目で確認してほしい」

とお考えの方は、
トラスト相続専門税理士事務所へ相続税申告のご相談をお寄せください。

お客様の大切な資産を守るために、全力を尽くします。

代表税理士清水翔太の画像

トラスト相続専門税理士事務所

代表税理士清水翔太shota shimizu

所属:東京税理士会芝支部(登録番号136943)

都内大手税理士法人でパートナーを務めた後、独立開業。相続税申告の累計担当件数は700件を超える。「適正な評価で、ご家族の資産と想いを守る」を信念に、難易度の高い土地評価や税務調査対策、二次相続まで見据えた遺産分割の提案を得意とする。形式的な事務処理ではなく、お客様一人ひとりの人生に寄り添う「オーダーメイドの相続」を実践している。

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